ふしぎ君のオーディオライフ

自分に合う音を見つけ、どこにでも持ち運べるポータブルオーディオの魅力。自分だけの音の世界。毎週水、土曜日に更新します。

3.イヤホン、プレイヤーを変える前にまずはイヤーピースを変えてみる!

 自分だけの音を見つける方法、第三回はイヤーピースについてです。

以前二回までをまだ御覧でない方はリンクを張っておきますので是非ご覧ください!

 

fusigikun.hateblo.jp

 

 では、まずはイヤーピースとは何かということを簡単に。名前はあまりなじみがない方もいるかもしれませんが、イヤホンを持つ人なら一度は目にしていると思います。

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この部分です!だいたいのイヤホンは黒いゴムのようなものがついていますよね?それをイヤーピースといいます。実はこれにも色々種類サイズがあり、イヤホン本体を変えなくても音が変わることもあるのです

 

 種類よりもまず確認してほしいことは、サイズです。イヤーピースは何と言ってもまずはサイズです。これは人の耳の形、大きさはさまざまなので皆さんに試してもらう以外ないのですが、私の場合ですと耳に入れたとき少し大きいかな?と感じるくらいの大きさが一番よいと感じています。あまり大きくしてしまうと耳に入らなくなってしまうのでそこは注意してください。笑

 

なぜイヤーピースが大事かというと、一つ目に低音が好みの方へのメリットとして低音の締まり方が底上げされます。この場合私と同じように、自分の耳には少し大きいかな?と感じるくらいの大きさがおすすめです。こんなに変わるの?というレベルで変わります。しかし、耳とイヤホンの間に隙間がないために高音の伸びやかさを多少犠牲にしてしまいます。

 

二つ目に、外に伸びていくような高音が好みの方はイヤーピースを小さめにしてくといいと思います。理由は上記のとおり、耳とイヤホンの間に隙間でき、そこから耳の外の空気にも音を伝え全体的に広がりを持たせることができるからです。ただこの場合、迫力のある低音にはあまり期待できません。

 

 このように、イヤーピースは自分が高低どちらの音が好みなのかで選び方が異なります。「力強い低音が聞きたいのにイマイチ物足りない」、「開放感のある音が楽しみたいのに音の閉塞感がぬぐえない」。これらの悩みを解決しようと思ったら、まずは上記の選び方でイヤーピースを変えてみてください。イヤホンやプレイヤーを変える前に必ず試してみるといいと思います。

 

 加えて、遥かにイヤーピースを変える方がコストも抑えることができますしイヤホンを変えた後でもこれを知らないと、本当はいいものなのに、またいまいちだなって感じてしまうかもしれません。

 

では、種類で変化があるのかという所なのですが...、正直なところ私の場合は種類間でそれほど違いはそれほど感じませんでした。ただ、コンプライという低反発イヤーピース(一般的なイヤーピースと違い、へこませて形がもとに戻るまでの間に耳に入れるという仕様。大体の方の耳の形に合わせられるのがメリットであるもので、多少値段が高い。)は少し音がこもりすぎるかな?という感想をもった程度です。厚みがあるイヤーピースなので当たり前かもしれませんが…。

 

 私はJVCのスパイラルドットというイヤーピースを現在使用しております。サイズは少し大きめにしていますが、それと同時に高音の抜けもよく私の中ではいい塩梅の製品です。気になる方はぜひお試しください。

 

 ここから先は現在皆さんが使用中のイヤホンの構造にもよるイヤーピースの話となります。大部分の方は恐らく気にしなくてもいいかと思います。

 

イヤホンの中には音の出口に耳垢侵入防止の網目の金属がついていないものがあります。私が使っているイヤホン、次回紹介しますがこれもその種類のイヤホンの一種です。このタイプのイヤホンは、音を内部のドライバ(スピーカー)から出される状態をできるだけ保って出口まで伝えることで通常のものよりも音質を上げることができます。

 

イヤーピースの中には耳垢防止を兼ねたものが売られていますが、それはせっかくの性能を発揮できなくなってしまうので、購入時にはよく検討するのがいいと思います。私がイヤーピースの種類ではっきり感じた違いの一つがこのタイプのイヤーピースだったので、これはぜひ一部の方々には知っておいてほしいです。

 

次回はいよいよイヤホンについて書いていこうと思います!これからもよろしくお願いします!